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配信日時:2009年05月 31日07時30分
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平成の鹿児島緑茶考。

知覧銘茶.com 担当の うえっぶ松(webmatu)といいます。! 
本日もどうぞ宜しくお願いいたします。

当店でも来月から二番茶の摘裁がはじまります。おかげさまで、今年も無事
に一番茶が終わり、今年度の袋詰めのお茶が出揃いました。

前回にお知らせいたしました、紅富貴茶はすべてメーカー卸で完売となりま
した。今年は紅富貴茶の一番茶袋詰め茶はございません。

さて、今回は、日本茶栽培についての紹介です。
茶樹の経済樹齢(経済的寿命)は30年から50年といわれておりまして、非常
に長い年月生存いたします。

現在の多くの茶園は1960年から1970年ぐらいから改植された為、今が、経済
樹齢に達してきていまして、再改植の時期に当たります。

元来、亜熱帯の作物であるお茶の生育は、気象環境、特に温度条件に左右さ
れます。日本においては年平均気温において、14〜16℃程度で、降雨量が、

年間1300mm以上が栽培適地とされ鹿児島県は温帯から亜熱帯へと広範囲にお
び気候もお茶の栽培に適しています。

また、茶園管理の機械化や規模拡大等の作業能率を重視すれば、平坦地が有
利です。茶園の土壌は他の畑作物同様耕土が深く養分に富み、通気性がよい

方がよいとされます。同じく鹿児島の大地は火山灰で知られるシラス大地で
この通気性の条件は、チャの育成への影響が大きいとされています、また、

チャの香味にも関与が大きいという事になります。土壌の浸水性、通気性、
保水性を兼ね備えている事が重要なポイントとなります。

茶園を造るには、50年は栽培されるわけですから、「気象」と「土壌」が
大きな重要なポイントとなります。

お茶の根は非常にしっかり根を張る為、物理的土層では最低でも60センチは
必要で、改植時にはパワーショベルで深さ100cmまで耕します。茶園土壌で

は、排水の良否が茶樹の育成を左右します、排水の良くない土層では根の酸
素が不足して、根が腐敗します。

チャ栽培をとりまく環境問題には肥料の多量施用、特に窒素肥料に起因する
地下水の汚染等が挙げられ肥料の多量施用が要因として大きいとされ、昭和

30年代後半から肥料や農薬の投入が増えて、収量、品質の向上が図られまし
た。以前から、肥料の多量により、日本茶特有のアミノ酸志向が、根底には
あるようです。

多肥による品質向上ではなく、環境に負荷を与えないことを基準に栽培技術
を駆使し、良い品質の茶を生産することが、今後のエコな環境にやさしい茶

の重要なポイントでも有ります。

それでは........また.......。
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─* 最後に 〜風は南から〜 *─
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これからも、私もお茶に学びそして、あなたへもお茶の良さをたくさん配
信してゆきたいと思います、宜しくお願いいたします。 

  http://www.chiranmeicha.com/ecofarmer.htm
環境保全型農業に取り組んで平成15年3月27日鹿児島県より
エコファーマーに認定されました。

  新茶で季節のご挨拶・・・・ 
〜風は南から〜
  今年の新茶もできました〜
次回どっとこむ通信もよろしく。
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