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配信日時:
2009年02月 28日07時30分
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平成の鹿児島緑茶考。

知覧銘茶.com 担当の うえっぶ松(webmatu)といいます。! 
本日もどうぞ宜しくお願いいたします。
一雨ごとに春が、近づいて来ている様に感じられますね。
さて、今回は「お茶の分類」についてお話したいと思います。

私たちが口にするお茶は大別して製造の最初の工程で、お茶の生葉が持つ
酸化酵素の活性を最初に止めるか、途中で止めるか、十分に活性させるかに
よって1.不発酵茶(緑茶) 2.半発酵茶(ウーロン茶)3.発酵茶(紅茶)の3つに分類
されます。

まず、不発酵茶は茶の葉を蒸す、炒る、煮るなどの方法で最初に葉の酸化
酵素の働きを止めて製造されたもので、一般に緑茶といい、不活性の方法に
更に蒸し製(日本式)と釜炒り製(中国式)の2種類に分類されます。

なお、日本製でも、釜炒り製(中国式)を取り入れた玉緑茶があります。当店
では一番の不発酵茶を製造して、製品化してみなさんへお届けしております
が、中には紅富貴の様に1番不発酵茶と2番の発酵茶の掛け合わせの商品
も在る訳です。

半発酵茶は酸化酵素をある程度活用して製造されたもので一般にはウーロン
茶がその代表です。また、発酵茶は酸化酵素の働きを最大限に活用して、
製造されたものでこれが紅茶です。

日本の緑茶にも栽培方法や製造方法によって分類され、煎茶は蒸す程度
により、「普通蒸し煎茶」と「深蒸し煎茶」に分けられます。また、玉露、かぶせ
茶、玉緑茶、碾(てん)茶、このてん茶を粉末にしたものが抹茶と呼ばれていま
す。

また、普通煎茶や番茶を焙じたものが焙(ほうじ)茶とよび、炒った米を混ぜた
ものが、玄米茶です。

また、収穫された時期による分類では、八十八夜の頃に摘まれる一番茶
(当店では七十八夜が妥当と思っています。) なぜなら八十八夜は静岡を
基準にしていますが、鹿児島では一週間から十日は早くお茶の芽がでる
からです。

次いで2番茶、三番茶、四番茶、秋冬番茶の順に約一カ月半毎に収穫され
ます。もちろん、当店では一年に五回収穫して商品にしているのですが、
比較的に寒い地方では一番と2番までで、終わる所もあるようです。(もった
いないですね)

それと、荒茶から仕上げ茶に加工する段階で生じる粉茶、茎茶、棒茶、芽茶、
玉茶などがあります。

当方お勧めの芽茶(なぜお勧めかというと一番茶のやぶきた種のの芽茶は
その年の新芽の芯の部分なのですが、新芽の力が飲んだ瞬間にググッとく
るからです。)
火入れの時の香り、匂い、飲んだ瞬間が忘れられなくて毎年火入れを手伝
っている程です。

あの瞬間が忘れられずに、また今年もとてもまちどうしいうえっぶ松でした。
それでは........また.......。
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