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配信日時:2008年12月 31日07時30分
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平成の緑茶考。

こんにちは。知覧銘茶.com 担当の うえっぶ松(webmatu)といい
ます。! よろしくお願い致します。
さて、今回はお茶文化についてお話したいと思います。

 缶入りのお茶の先駆けとなった缶入りのウーロン茶が登場したのが、1980
年代になってから、それから5年程たってから、緑茶ドリンクが初めて商品化
されました。それ以前は缶コーヒーがなぜか日本に親しまれていました。

ペットボトルの普及とともに、折からの健康指向ともあいまって緑茶飲料は
急速に伸び2005年の統計によると26,450tとなり、非アルコール飲料のトッ
プに踊りでています。これは、急須で淹れるお茶よりも、手軽で、簡単に

コップに注いでのむ家庭が、増えている証拠でもあるといえますが、申し訳
ございませんが、私こと、うえっぶ松はペットボトルのお茶はお茶とは、思
っておりません。結果的に、砂糖やミルクなどの余計なものは必要なく、昔

からのお茶に日本人は帰ってきたとも、言えますがお茶のもつ一家団欒の象
徴ともいえる、湯呑み茶碗に急須で淹れてもらうお茶は祖父母から継承して
きた伝統や文化をなくしてきている様にも、見えます。

これはお茶が本来的にもっていた人間関係を取り結ぶといった大きな効用
が無くなってきているとも、いえます。

ところで外国人が日本茶に対して持つイメージはほとんどの場合、茶の湯
を基に形成されているそうです。また、日本茶に興味を持つ外国人はよく
岡倉天心の「茶の本」を読み東洋の神秘や禅に対する関心があるそうです。

戦前にはお茶はアメリカ市場へ生糸と一緒に輸出され、健康との関わりか
ら機能性飲料として認識された歴史があります。またヨーロッパ市場へも
現在少しずつ量を拡大しつつあり、知識人の間には、日本文化に関心が高

まり、特にお寿司などの国際的流行は今後、お茶の普及には追い風となっ
てきています。なぜかというと、日本人だったら解るとおもいますが、そ
うです、お寿司のあがりは粉茶(抹茶)ですよね。紅茶やコーヒーでは、日
本人の文化ではありませんから。

他の国の人々が日本人は「お茶」からできているとおもっているのに、当
の日本人は日本文化から離れて、ペットボトルのお茶が「お茶」です。み
たいに最近はなりつつあるのです。

リーフ茶を湯呑み茶碗に急須で淹れるお茶が日本人の文化ですから、その
文化をもっと大切にしたいと思うのは、私が日本人だからですかね。

今年、最後となりますが、最後にあなたにも、来年がよいお年になります様
にお祈りいたしまして.....。

また来年、お会いいたしましょう。
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