http://www.chiranmeicha.com.index.htm
Home 商品一覧ページ 買い物籠の使い方 サイトマップ リンク 掲示板 お問い合わせ 訪問販売法に基く法規
配信日時:2008年10月 31日07時30分
件名:オフィシャルメルマガchiranmeicha.com
サイトマップ

こんにちは。知覧銘茶.com 担当の うえっぶ松(webmatu)といい
ます。! よろしくお願い致します。
当店の農園では10月からの秋冬番茶の収穫も終盤に入りました。

工場では毎日製茶作業の終わりが夜中の一時二時まででした。

今が旬の秋冬番茶のご注文を承ります。

前回は淹れるお湯の水についてでしたが今回はお茶の淹れかた
についてです。

おいしい緑茶の味は「旨味」、「甘味」、「渋味」、「苦味」、
「爽やかな香り」に分ける事が出来ます。
おいしいお茶を淹れる時のポイントをお話したいとおもいます。
ポイントは4つ1.茶葉の量2.お湯の量3.お湯の温度4.浸出時間
です。

これらは変数ですので、この4つの組み合わせからいろんなパタ
ーンの味が選択できます。また、お茶の種類によって異なって
きます。4つの変数を調節する事で、1種類のお茶からも多彩な
香味を引き出す事が出来ます。

まず、基本の淹れかたをあなたは試してみて、あとはご自分の
好みのパターンにアレンジすれば、良い訳です。

1.茶葉の量
茶葉(煎茶)は、1人分を約2〜3を基本にして下さい
茶匙で軽く山盛りで約2g、山盛りだと3gを基準にします。

目安として  一人____5g
       二人____6〜7g
       三人____8〜9g
       四人____10g
       五人____12g
    
 2.お湯の量
お湯の量は湯飲みを使います。茶葉がお湯を吸収しますので、湯呑
みに8分目程を一杯分にして、それを基準にヤカンに逆に戻して沸
かせば良い訳です。

 3.お湯の温度
日本茶のおいしさを決めるのは、香りと味の成分でしたね。
香りの成分は、温度の高いお湯ほど強くでます。
味の成分には前回もお話したように、二つの成分が、関与していま
した。
 一つ目はカテキン、苦渋味を感じさせる成分でした。この成分は
温度が80℃以上でよく溶け出します。
 二つ目は旨味や甘味の成分のアミノ酸でした、お忘れの方は
(参照:http://www.chiranmeicha.com/official_melmaga_10.htm)
参照下さい。
 旨味の素のアミノ酸類は90℃でも60℃でも、同じ位の溶け出
し方をしますので、温度に影響されません。
この旨味と苦渋味の二つのバランスこそが、煎茶の味を決定する大
きな要素になります。

 まとめますと、80℃以上の熱いお湯で淹れたお茶は、カテキン
が多く溶け出し苦渋味の強いお茶になり、60℃の低い温度のお湯
で淹れると、カテキンは余り溶け出さずに、温度が低くても溶け出
すアミノ酸の旨味と甘味が強く感じられるお茶になる訳です。
 ですから、おなたのお好みにあわせて、温度を選択して試してみ
れば、いいわけですね。

4.浸出時間
当店での上煎茶・特上煎茶・の場合は一分〜一分半が目安になりま
す。特選茶・極上は30秒から一分以内でおいしく召し上がれます。
 温度を下げる方法は例えば : やかん(100℃)→ポット(90℃)
→湯呑み(80℃)→湯冷まし(70℃)→少し待って(65℃)でした
ね。

以上いろいろと組み合わせてお茶は嗜好品ですから、思考(嗜好?)
錯誤して、あなたの味をさがしてみてくださいね。
次回をお楽しみに、それでは..また.....。